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平成28年度 東京都青少年委員会連合会中央ブロック研修大会

平成28年度東京都青少年委員会連合会中央ブロック研修大会

■開催日時
平成28年9月10日(土)午後3時30分〜午後5時
■会  場
中央区築地社会教育会館 講習室
■参 加 者
[青少年委員]
千代田区・中央区・港区
[来   賓]
東京都青少年委員会連合会会長 岡本 進氏
中央区 文化・生涯学習課 生島 憲氏
公益財団法人 日本相撲協会 荒汐部屋女将 鈴木 ゆか氏

 司 会 進 行(中央区青少年委員会 研修・広報部会担当副会長 黒川 悦子氏)
1.開     会
2.当番区会長挨拶(中央区青少年委員会会長 川口 修一郎氏)
3.来 賓 挨 拶(東京都青少年委員会連合会会長 岡本 進氏)
        (中央区 文化・生涯学習課 生島 憲氏)
4.各区会長の紹介
5.講 師 紹 介
6.講     演(公益財団法人 日本相撲協会 荒汐部屋女将 鈴木 ゆか氏)
7.質 疑 応 答
8.次回当番区会長挨拶(港区青少年委員会会長 西尾 健氏)
9.閉 会 挨 拶(中央区青少年委員会会長 少年リーダー部会担当副会長 野村 浩史氏)

講演「私と青少年の関わり方〜相撲部屋の日常を通して〜」

 最も早い場合は、中学校卒業と同時に子供を預かる事もあるという相撲部屋。現在は12名の力士と行事・床山の計14名との共同生活をしており、年齢は17歳〜32歳と幅も広く、もちろん揉め事やトラブルが起きる事も多々あり、おかみさんとして部屋の広報活動や家計の切り盛りはもちろん、全員の人間関係構築にも日々手を焼いているという。
 また、実際に力士として結果を残せるのは10人に1人程度で、志半ばでのリタイヤや突然逃亡なんて場合もあるが、全員を我が子のように想い、途中リタイヤする場合でも、その後の人生をどう歩むかまで、きっちり相談に乗るのが荒汐部屋のやり方という。これは荒汐親方が若い頃に経験してきた経験と時代背景を考慮しながら、常に工夫を重ねているとのこと。
 さらに、地方の小中学校や養護施設を訪問し、子供たちの目が輝く瞬間を直接見せる事で「たとえ結果が残せなくても、いま力士である事に自信と誇りを持ってほしい」と考え、子供たちと触れ合う機会を積極的に設け、全国を何カ所も訪問し、忙しい日々を送っているそうだ。
 そんな多忙な荒汐部屋にもアイドルがいる。すでに猫好きの間では有名になっている看板猫の「モル」。部屋の皆からも「猫親方」として親しまれているそう。「実際にも負けて帰ってきた力士の話し相手になったり、負けて苛立っている心に平常心を取り戻す作用もあるのよ」とおかみさん。なんと2016年秋には写真集が4冊も発売されるほどの人気ぶり。
 おかみさんは「青少年委員のようなボランティアではなく、私は仕事ですから……」と仰られていましたが、思春期真っ只中の少年が青年へと成長していく過程を、我が子だけでなく部屋の全員を我が子同様に愛し、育て、見守り、導くのは並大抵の仕事量ではないと感じました。

■鈴木 ゆか氏 略歴
日本航空の客室乗務員をしていた時、幕内で活躍していた荒汐親方(元小結・大豊)と知り合い結婚。2002年に親方が部屋を興し「俺が土俵、それ以外はお前に任せる」と言われ、おかみさんとして部屋を盛り立ててきた。入門者不足に悩む角界にて、早くよりホームページを立ち上げ、広く情報配信を開始。さらに全国から来る体験入門者に対して「往復交通費全額負担」といった斬新な取り組みが成功し、これまで数多くのメディアにも取り上げられている敏腕おかみさん。部屋自体も地域との交流を考え、当時としては珍しく大型の窓を設置。道路から力士の稽古姿が見えるので、ここ数年は海外からの見学者も日々殺到している。今は荒汐部屋だけでなく角界を盛り上げるためにも奮闘中。これまで、中央区立日本橋中学校PTA会長、中央区教育委員も務めた経験を持ち「その経験が活きている」と言う。
http://arashio.net/

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