千代田区青少年委員会

活動記録Report

平成29年度 東京都青少年委員会連合会 中央ブロック研修大会


東京都青少年委員会連合会 中央ブロック研修大会

日時:平成29年9月9日(土)15:00〜17:30
会場:港区立御成門中学校ランチルーム

主催:東京都青少年委員会連合会中央ブロック
運営:港区青少年委員会
司会:研修委員長 祢津 均 氏

《開校式》
当番区挨拶:港区青少年員会 会長 西尾 健 氏
ご来賓挨拶:東京都青少年委員会連合 山田 敏行 氏
事務局挨拶:港区教育委員会事務局生涯学習推進課長 増田 玲子 氏

《研 修》
講師:NPO法人国際自然大学校 野口 透 氏
「チームビルディング研修」
ふりかえり(質疑応答)

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《閉校式》
挨拶:千代田区青少年員会 会長 河野 宏明



チームビルディング研修

チームビルディングとは『仲間が主体的に自分らしさ、多様性を発揮しつつ、仲間と相互に関わりながら全員が一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジしようと動ける組織をつくるための取り組み』と言われています。

今回野口先生の指導の下、3区の委員が入り交じりながらチームビルディングを体験しました。

まずは対戦相手は誰でもいいからジャンケンで3連続で勝利した人が勝ちぬけるゲーム。
自己紹介をしてからジャンケンをするスタイルなので、楽しく自己紹介ができました。

次は同じく手をつないだ状態で、風船を下に落とさないようにパスするゲーム。どのチームが最後まで落とさずにパスできるかを競います。1個なら簡単ですが、これが2個になったとたんチームワークの差が見え始めます。広い視野と俊敏性が問われるゲームでした。

続いて3区混合チームを結成し、輪を作り手をつないだままでフラフープを1周通過させるゲームで、各チームで速さを競います。これは身体のしなやかさと軽快さが求められるゲームでした。手をつなぐことで親近感が一気に増しました。

今度はA4用紙を折りたたんで樋を作り、ビー玉を落とさないようにみんなの樋を通過させ、最後はボールに入れるというゲーム。樋を前の人より上にあげてはいけない。ビー玉がバックしたらダメといった絶妙な条件が設定されることでゲーム性が高まります。背の順に並んでみたり、転がすのが上手な人を中心に構成してみたり、各班の特色が浮き出されるゲームでした。

最後は最初と同じジャンケン大会。と思いきや、各チームに軍資金が配られ、勝った方が1枚ずつもらっていき、最後に一番多く持っていたチームが勝ちという内容。おもちゃのお金とはいえ、手持ちのお金が増えたり減ったりするのは、まさに人間の欲望が剝き出しになるゲーム。また、まとめて複数枚を賭けても良いというギャンブル性も追加され、部屋は異様にヒートアップ!! 歓喜の雄叫びをあげる人や、一気にスッカラカンになって落胆する人、様々な人間性が垣間見れました。

3区の青少年委員の距離が、さらに近づいた2時間でした。



野口 透 氏概略

自然体験活動の指導者として最前線で30年以上の指導実績を持ち、山梨県北杜市にある国際自然大学校日野春校の校長として、地域密着・循環型の自然学校を作りあげてこられた。また、冒険教育(PA)プログラムやドラム缶のピザ焼き教室など、日帰りで体験できる教育プログラムを学校団体に提供し、さらに、当時の文部省から委託を受け、30泊31日の長期キャンプのディレクターを務め、日本国内の長期キャンプの足がかりを作ってこられた。川崎市黒川青少年野外活動センターにおいては、プログラムをより充実させ、多くの市民の方に自然体験活動の素晴らしさを体験してもらえるように奮闘されている。

川崎市黒川青少年野外活動センター←文字をクリックするとページが開きます